オスグッドの改善例
小学校高学年~中学生にかけて”成長期”と言われる時期です。
身長がぐんぐん伸びていく半面、ケガもしやすいことが特徴です。
なぜケガをしやすいかというと、成長期の子供の骨は”もろい”のです。もろい状態の骨はスポーツや激しい運動を行うと損傷しやすいです。それらのケガを総称して成長痛と呼んだりします。
miyabi整骨院ではその中でも特に多い、膝の痛み”オスグッド”の改善例がいくつか紹介していきます。
目次
小6 女子 バスケットボール
【症状】
屈伸などのしゃがむ動きで痛い、階段降りる時に痛い、膝を押して痛い
【原因】
成長期の体と運動によるもの。
彼女はストレッチを良く行っており、ももの前側の筋肉(大腿四頭筋)の柔軟性は十分にありました。
しかし彼女のようにストレッチをしっかりと行っていても、成長痛は起こってしまいます。
成長期の体は痛みが起きやすいのです。
【施術】
・1回目
屈伸痛あり・階段痛あり・圧痛あり
オスグッド専門施術を行う。多少痛みの減少はあるが、まだ痛みが気になる。
・2回目(3日後)
屈伸痛あり(前回より減)・階段痛なし・圧痛あり(前回より減)
前回より全体的に症状が減少している中でオスグッド専門施術を行い、全て痛みが消失した。
・3回目(3日後)
痛みなし(オスグッドの症状なし)
予防のためのオスグッド専門施術をして、今回の治療は終了。
【考察】
今回は早期発見早期治療によって3回の通院、約1週間で早期改善が実現できました。
膝の痛みを我慢して続けて治療開始が遅れると、治りも悪いです。お子さんが痛みを訴えたらすぐに受診しましょう。
中1 男子 バスケットボール
【症状】
両膝の屈伸痛・バスケットボールなど運動時に痛み・日常生活時にも痛みを感じる時あり
【原因】
成長期の骨がぐんぐん成長していく半面、痛みが出やすいです。特に膝は運動をするたびに曲げ伸ばしされるので、成長期には特に痛みが出やすいです。
これはももの前の筋肉(大腿四頭筋)が硬くなくても発症しやすいです。
【施術】
・1回目
両膝にオスグッド専門施術を行い、屈伸痛がほぼ消失。もも前と股関節前面のストレッチ指導。早期改善のため、部活や体育などの走ったりジャンプしたりする動きを制限。走りは60%まで。ジャンプは禁止。
・2回目(5日後)
屈伸痛や日常生活での痛みは消失していた。
引き続きオスグッド専門施術をおこなう。スクワット動作とジャンプ着地動作の指導。
走る・ジャンプは痛みが無ければ再開。
・3回目(1週間後)
2回目以降、痛みが出ることは無かった。
予防のためのオスグッド専門施術をおこなう。ジャンプの着地動作改善。
治療終了。
【考察】
早期治療開始できたため早期改善ができました。ジャンプの着地動作で膝に負担をかける動作があったので、動作の改善指導をおこないました。ジャンプの着地での不良動作はオスグッドだけでなく、靭帯損傷などの大怪我につながります。「膝が内側に入ってないか」「つま先が外を向いていないか」に注意しましょう。
中3 女子 バドミントン
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